南三陸町に移住してすぐに知り合いになった女性がいます。彼女は難病と呼ばれる病気にかかっている苦しみの中でも、笑顔を失わない素晴らしい人です。今日彼女が家に訪問されました。妻と3人でお茶を飲みながら楽しい時間を過ごしている中で、彼女が遠慮がちに封筒を渡しながら、「活動費として使ってください」と言われました。
彼女からもらった愛溢れる封筒
彼女に感謝を伝え、教会の献金としてもいいか、助けが必要な人のため使ってもいいかを尋ねました。
感謝なことに、用途は任せるので自由に使ってくださいと言いました。さらに、石巻にいる全身麻痺の人について私に尋ねました。
全身麻痺の山口さんをお見舞する石巻オアシス教会のメンバーたち <写真提供:趙先生>
山口さんは津波で家を流されましたが無事でした。しかし、ある日倒れて全身麻痺になり、いまも入院しています。この人を石巻オアシス教会の趙先生と教会のメンバーたちが世話しています。以前、私たちの教会も彼の治療費として少し送ったことがあります。これを覚えて、彼女は私に山口さんのことを尋ねたのでしょう。
神様の御心をチェックするために、山口さんの世話をしている趙先生に電話をかけてみました。趙先生はちょうど山口さんのお見舞いをしたところだと言いました。意識が戻ったので、最近は自分の意志を少し話せるようになりましたが、状況はまだまだだと言われました。教会はもらった献金に加えて、山口さんの治療費のために石巻オアシス教会の趙先生に1万円を送金します。
自分も難病で苦しんでいるのに、石巻で苦しむ山口さんを覚えている南三陸町の彼女に、神様が癒しの光を照らしてくださいますように。
石巻の山口さんも南三陸町の彼女も、イエス様の愛により完全に癒される奇跡が起こりますように。愛します。