休みながら作った模型の教会

イエス様の恵みによって教会建築を済ませて献堂礼拝をささげてから、疲れた体と心を休める必要もありました。その頃、休む方法として選択したのが模型の制作でした。男の人ならば、小中学生の頃にプラモデルが作りたくても高くて自由に買えず悔しかった経験があると思います。その頃は飛行機、タンク、ロボットなど自分の好みに合わせてプラモデルを選択して作ったり飾ったりしたと思います。中古店に行くと、プラモデルが並んでいるブースの前で昔の値段と今の値段を比べながら時間を過ごすことがあります。特に作ってみたかったけれど高くて買えなかった製品を発見すると、今も買って作ってみたいという思いが生じます。でも牧師になったため、戦争を行う飛行機やタンクなどを作って飾ることは少し合わないと考えて諦める場合が多いです。また、大人になったとしても値段はまだ高いです。買うと智恵さんに怒られるので買えません。でも模型制作しながら感じる達成感と幸せと安定感は、今も懐かしくて必要な心だと思っています。

教会のホールに旧約時代の天幕、エルサレム神殿、そして新約時代の教会になるまでの礼拝場所の変化を、目にみえる模型で展示する計画を昔から持っていました。建築後、個人的にも少し落ち着くために4月頃にまず教会の模型を作ってみました。久しぶりに作ったため少し大変でしたが、他の模型を作る時より教会の模型を作る時のほうがより幸せでした。模型でしたが、基礎、骨組み、外壁、サッシ、窓、天井、屋根などほぼ実際の建築と同じ仕組みだったので、教会建築の喜びをもう一度味わえました。今後ホールに飾りますのでご覧ください。