習慣

私たちの脳の中にはゴルフボールほどの神経組織があります。これを基底核と呼びます。この基底核は人間の一定の行動、反復的な行動、つまり習慣を貯蔵する機能があります。私たちの脳は、繰り返される私たちの行動パターンをこの基底核に貯蔵します。エネルギー消費を減らすためです。

ある学者がねずみを利用して実検しました。迷路にねずみを入れて、ゴールにチョコレートを置きます。信号を鳴らして門を開くと、ねずみは臭いを嗅ぎながらチョコレートを捜します。最初は時間がかかります。ねずみには迷路に関するの情報がないからです。ねずみはチョコレートの臭いを嗅ぎながら、同時に迷路についての情報を集めます。そして、自分を威嚇する危険要素があるか調べます。ねずみはチョコレートを見つけるために多くのエネルギーと時間を消費します。しかし、この実験を続けていると、ねずみがチョコレートを探す時間が短くなります。後には信号が鳴ると同時に、ねずみは何の迷いもなくチョコレートに向かって行きます。信号が鳴るとチョコレートを捜して食べるのが、ねずみの反復行動になります。ねずみが習慣を持つのです。そして、その習慣はねずみの脳に貯蔵されます。

ねずみの脳がこのように習慣を貯蔵する理由は、エネルギー消費を減らすためです。人間の脳も同じです。人間の脳もエネルギー消費を減らすために、反復的な人間の習慣を脳の基底核に貯蔵します。 ここで問題になるのは、脳がその習慣を蓄えるにあたって、その習慣が良い習慣なのか、悪い習慣なのかを判別できないことです。良くても悪くても、その習慣を無条件的に貯蔵します。さらに、もう一つの問題点は、この貯蔵された習慣は簡単には消えないということです。だから、習慣を変えるのが難しいのです。習慣を変えるためには私たちの努力と意志、固い決心や決断が必要です。しかし、何度努力しても、悪習慣を変えるのに失敗してしまうこともあります。私たちの意志や決心は時間が経つと弱くなりますが、私たちの脳の基底核に貯蔵されている悪習慣は強く刻まれているからです。

イエス様が天に上られる時に、私たちにプレゼントをくださいました。それは聖霊様です。聖書にはこの聖霊様が助け主であると記録されています。聖霊様は私たちの弱さを助けて導てくださる方です。助け主である聖霊様は、今も私たちを助けるため私たちと一緒におられます。

悪習慣を変えるのは簡単ではありません。 脳が貯蔵するほど身に染み付いているものであるため、簡単には消えません。しかし、この助け主である聖霊様の助けを受けるなら、悪習慣を変えることができます。聖霊様の力が私たちに臨むなら、不可能なことはありません。悪習慣を変えることができます。もし今、私たちに変えるべき悪習慣があるなら、聖霊様の力により頼み、その習慣を断ちましょう。習慣を変えるなら人生が変わります。愛します。