イエス様は教会を建てられました。イエス様はご自分のからだである教会を通して、たましいの糧であるみことばを伝えます。
また、教会を通して貧しい人々にご自分の愛を伝えます。
だから、教会はイエス様のみこころがある場所、イエス様が愛を伝えたいと願っておられるところを熱心に探してイエス様の愛を伝えるべきです。
水はたまると臭くなります。しかし、水は流れると川になり、そして海になって生命を生かします。
教会の財政も同じです。教会にお金がたまると教会は腐敗しやすくなります。
しかし、教会の財政がしっかり流されると、教会はさらにきよくなり、イエス様の愛が流れたところには生き返る御業が起こります。
私たちの教会、光塩キリスト教会はイエス様の愛、教会の財政を教会にためず、この世にうまく流れていくことを願っています。
この願いを守るために教会が立てた財政執行原則があります。それが「10万円だけ残して流す」という原則です。
この原則を守るために教会は熱心に祈ります。イエス様の愛を流すところを探すためです。
そして、イエス様の愛が流れていく場所が確認できたらそれを執行します。
イエス様の愛を執行する時に教会が確認することがあります。
イエス様の愛を流すところが、神様のみこころにかなっているか、神様に栄光となるか、教会に献金した聖徒、
支援してくださった各地の教会や個人に喜びとなるかを確認します。
何よりもイエス様の愛を受ける場所や人が、謙遜で感謝な思いでイエス様の愛を受け取るかを見ます。
教会の財政は、聖徒たちが汗と涙を流して稼ぎ、神様にささげた尊いお金です。
食べたい物を食べず、買いたい服も買わず、10円、20円節約して神様にささげた尊い愛です。
だから、教会はこの尊い愛を軽く考える人、受け取っても感謝しないところに流すことはできません。
イエス様は津波で約1千人が亡くなったこの南三陸町に私たちの教会を建てて下さいました。
2020年1月15日になれば、教会が開拓されてからちょうど3年になります。
私たちの教会にはまだ教会の建物もありません。
しかし、イエス様は3年間私たちの教会を通してこの地域に、そして地震で被災した熊本に、大雨で被害を受けた岡山と倉敷にもご自分の愛を送られました。
建物はありませんが、熱心にイエス様の愛をイエス様のみこころに従って送った私たちの教会にも豊かな祝福を与えて下さいました。
教会のみんなが聖書をもらいました。素晴らしい礼拝場所も備えられました。
礼拝後に無料で分かち合う食事もいつも足りないことはありませんでした。
流せば流すほど、神様は私たちの教会を愛と祝福で満たして下さいました。
2020年も光塩キリスト教会がこの地域と住民たち、そして日本全国の人々に、イエス様の愛を流し続けていきたいと思います。
そうすれば、イエス様の愛が届くところにイエス様の恵みがあり、私たちの教会はさらに祝福されると信じます。愛します。