親孝行の祝福

聖書は「あなたの父と母を敬え」と、教えています。
なぜ聖書は両親を敬うことを強調しているでしょうか。結論から言うと、宇宙万物を造られた神様が、私たちを祝福するためです。つまり、私たちを幸せにするためです。

聖書は全部で66巻の本で構成されていますが、その中に「申命記」という書があります。この申命記には、神様が命じた10の戒めが記されています。それを十戒と呼ぶのですが、その十戒の5番目の命令が、「あなたの父と母を敬え」です。聖書の箇所を見てみましょう。
「あなたの父と母を敬え。あなたの神、主が命じられたとおりに。それは、あなたの齢が長くなるため、また、あなたの神、主が与えようとしておられる地で、しあわせになるためである」(申命記5:16)。

別の聖書箇所では、両親を敬うことを「従う」という単語を用いて、もう少し詳しく説明しています。
「子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。『あなたの父と母を敬え。』これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、『そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする』という約束です」(エペソ6:1~3)。
聖書は、神様の約束が記されている本です。この箇所で、神様は私たちに3つの約束を与えておられます。1つ目は、地です。2つ目は、地上で幸せになることです。3つ目は、地上で長生きすることです。つまり、地、幸せ、長寿です。

神様は約束されたことを必ず成就される真実な方です。両親を敬ってみましょう。地を受けます。地上で幸せになります。地上で長く生きます。地とは目に見える有形的な土地だけを意味するのではありません。私たちにとって祝福であること、私たちに必要なもの、例えば職場や職業や学校などの無形的な価値も含まれます。

では、私たちはどんな両親を敬うのでしょうか。「あなたの父と母を敬え」の前には何の条件もありません。例えば、真面目な両親、金持ちの両親というような条件は全くありません。親であれば敬いなさいということです。なぜでしょうか。両親は私たちに肉体的な命を与えてくださったからです。

聖書は両親の資格を論じる権利が、子どもにはないことを教えています。もちろん、両親のせいで苦しむ時があるのも事実です。でも、両親がいなかったら、私たちはこの世に生まれることもありませんでした。神様は何の条件もつけずに、「あなたの父と母を敬え」と言います。とても一方的なので、子どもの立場からすれば難しいことかもしれません。神様はそれを知っておられるため、親たちにもこのように語られました。「父たちよ。あなたがたも、子どもをおこらせてはいけません」(エペソ6:4)。聖書は子どもたちには両親を敬うこと、両親には子どもを怒らせないことを教えています。

両親を敬うなら、神様は私たちをこの地で幸せにし、長生きさせてくださることを約束しています。両親を敬い、神様が与えられた地で長生きし、幸せな家庭を築く私たちになれますよう祝福いたします。

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