聖書が語る家庭の秩序Ⅱ:夫たちよ。妻を愛しなさい。

神様は聖書を通して夫たちに向かってこのように語られました。「夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自分を献げられたように、あなたがたも妻を愛しなさい」(エペソ人への手紙5:25)。「同様に夫たちも、自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません。自分の妻を愛する人は自分自身を愛しているのです」(エペソ人への手紙5:28)。

 神様は結婚と家庭をデザインし、夫を妻のかしらとされました。神様は家庭のリーダーである夫たちに「妻をしっかり導き治めなさい」とは命じませんでした。「妻を愛しなさい」と命じられました。愛する方法も具体的に教えられました。「イエス様が教会を愛されたように」「イエス様が教会のためにご自分を献げられたように」妻を愛しなさいと教えられました。また、「自分の妻を自分のからだのように愛さなければなりません」と語られました。簡単にまとめると、自分を犠牲にしていのちを差し出すほど妻を愛さなければならないという意味です。

 牧師である前に、私も妻の夫です。このコラムを書きながら、「妻を愛しなさい」という神様の御言葉に自分を照らし合わせてみました。もちろん妻を愛していますが、たまに愛してるよと言いますが、その愛を手足で実践しているか振り返ってみました。妻に対する愛を実践するどころか、妻を尊重せずに苦しめている自分を発見しました。反省しつつ、自分に向かって誓ってみます。イエス様が教会を愛されたように、イエス様が教会のためにご自分の献げられたように愛して行こうと。

 このコラムを読んておられる皆様はいかがでしょうか。もちろん私とは違うはずです。皆様は奥様のために献身し、奥様のために職場で家庭で熱心に働いておられるはずです。奥様にも、その素晴らしい愛の上にイエス様の敬虔な愛を加えてみませんか。教会のためにいのちを捨てられたイエス様の愛はアガペの愛です。アガペの愛は無条件的な愛で、理性や合理的な考えを超越する愛です。相手の行動、ことば、人格、そして自分の気分や感情とは関係なく、相手を愛することを決心し、意識的に実践する愛がアガペの愛です。

 イエス様は私たちを愛し、十字架の上でご自分のいのちを捨てることによって、私たちに対する愛を実践されました。イエス様を信じてイエス様のこの素晴らしい愛を受け、イエス様の愛で奥様を愛してみましょう。奥様が自然と夫を尊敬するようになると思います。妻が尊敬できる夫がいる家庭には平和と平安が臨みます。愛があふれる家族になります。その中で育つ子どもたちは幸せに成長できます。愛します。