天国は激しく攻める者たちのもの

 マタイの福音書11章でイエス様が群衆にバプテスマのヨハネについて教えたとき、「バプテスマのヨハネの日から今に至るまで、天の御国は激しく攻められています。そして、激しく攻める者たちがそれを奪い取っています」(マタイの福音書11:12)と語られました。英語の聖書では“From the days of John the Baptist until now, the kingdom of heaven has been forcefully advancing, and forceful men lay hold of it”(NIV, Matthew 11:12)と訳されています。 「天の御国は激しく攻められています」という部分を、英語聖書は“the kingdom of heaven has been forcefully advancing”と訳します。この英語の意味は「天国は強く拡張されています」です。総合して考えると、天の御国は激しく攻められて拡張していると解釈することができます。

 天国の教えの中で、イエス様は二つのことを教えています。一つ目は、天国は拡大していることです。今日も全世界でいのちの福音が宣べ伝えられています。その福音を聞いてイエス様を信じる人々が増え、神の御国はますます拡張しています。二つ目は、天国は激しく攻める者たちのものになることです。どういう意味でしょうか。文字通りに、力のある人が武力で天国を奪い取るという意味でしょうか。そうであれば、お金持ちや権力者たちだけが天国を所有するようになります。そうではありません。このことばの文脈的な意味は、天国は積極的に探し求める人のものになるという意味です。また、天国は積極的に信仰生活をする人が味わえるものだという意味です。

 例えば、熱心な学生は数学の授業で解けない問題があると、答えを出すために自分の力で何回も挑戦します。参考書を調べたり、友だちと討論したりします。それでも答えが分からないと、先生のところに行って質問します。別の学生は授業に参加はしていますが、分からない問題の答えを知りたいという思いがそんなに強くありません。そのため、分からない問題はそのままにしておきます。この二人の学生のうち、答えを見つける学生は誰でしょうか。答えを見つけて喜ぶ学生は誰でしょうか。もっと難しい問題にも挑戦してみたいと考える学生は誰でしょうか。先生と親しくなる学生は誰でしょうか。もちろん、前者の学生です。

 イエス様は天国もこのようなものだと教えていおられるのです。積極的に真理を求める人、積極的にイエス様を慕い求める人、積極的に祈って神様の答えを求める人、積極的に聖書を読む人、このような人が天国を所有し、この世でも天国を味えるようになるということです。そして、熱情的に天国を攻めて、天国を求める人によって、天国はより強く広がるのです。

 聖書をもっと学びたいと考える人がいます。意味がはっきり分からない箇所があると、電話で質問します。神様から受けた恵みがあると、夜でもメールを送ります。真理のみことばに飢え渇き、いのちのであるイエス様の御言葉を慕い求めます。このような人々と真理を求めて分かち合っていると、私の心に天国があるのを発見します。彼らの熱情によって天国が拡張したのです。

 熱心に聖書を読んでみてください。熱心に祈ってみてください。熱心に賛美を歌い、熱心に神様のみことばに聞き従ってみてください。そうすれば天国は皆様のものになります。イエス様を信じる信仰によって、この世でも天国を味わえるようになります。思いっきり攻めてもいい天国、攻めたら攻めるほど広がる天国を所有し、体験しながら生きる皆様になられますよう祝福いたします。愛します。

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